2018-9-12
本気で (前原葵)
投稿日時:2018-9-12 18:00
6月17日、関西学生女子サッカー春季リーグ2部決勝で、関西大学にPK戦の末敗れ、私たちは今年の目標の1部自動昇格を逃した。そして入れ替え戦にまわり、武庫川女子大学に1-5で敗北し、1部昇格を果たせなかった。これは、今年のもう一つの目標の、インカレ初出場を逃した事を意味する。
私は立てた目標を達成できなかった事が悔しく、情けなく感じた。個人としてもチームとしても、勝負弱さを痛感した春季リーグだった。このチームで1部で闘えないという事実が本当に悲しかった。
このチームに何が足りないのか、なぜ勝負弱いのかを考えた。インカレ出場するために、全員が本気で1日1日を過ごしていたのか。そこに疑問を感じた。例えば、毎日の練習を試合を想定して本気で取り組んでいたのか。目の前のボールを、本気で奪い合っていたのか。筋トレやミーティングを本気で行ったのか。
個人の能力が高くない私たちにとって重要なのは、チーム力、サッカーに対する意識の部分ではないだろうか。それが勝負強さに繋がると私は思った。低いとは感じない。しかし、格上、同格の相手に勝つには足りないと思う。だから、私はそこに成長の可能性を感じている。まだまだ出来ることはあると信じている。
全国大会をほぼ経験したことのない私にとって、インカレは夢の舞台だ。全国がどんなものなのか知りたい、感じたい。そして、関学サッカー部女子チームを全国に知ってもらいたい。
そのために秋季リーグでは、1部自動昇格を果たす。そしてインカレへと繋げていくために、全てを本気で取り組み、このチームに無くてはならない存在となる。
女子チーム2回生 前原葵