部員ブログ

2021-5-18
関学サッカー部で一番グラウンドにいない部員(川田希)

学連に所属している4年生の川田希です。今年に入ってから人数制限の影響もあり、グラウンドには行けていないので私のことを知らない部員もいるかもしれません。今回はこのような機会をいただいたのでこれまでの経緯と自分の思いについて書きたいと思います。

まず、学連について知ったのは1年生の春に参加したマネージャー体験の時でした。その際、学連の募集時期は秋ごろであると聞き、サッカー部には入部しませんでした。私は、サークルに入り、バイトをし、学校で授業を受ける、そんなありふれた大学生活を送っていました。そんな中、学連という役職が頭の片隅にずっとあったため、悩みに悩んだ末入部を決意しました。学連に入ることが、関学サッカー部への貢献、自分自身の成長につながると考えたためです。そして、入部したのは1年生の冬、珍しすぎるタイミングでした。まずはマネージャーとしてカテゴリー関係なく、練習に参加しました。また、イヤーブックを常に持ち歩き、選手の顔と名前を必死に覚えました。そして、4カ月ほどが経ち、学連に入りました。それからは主には学連の仕事を行い、時間を見つけて部活に行くという感じで過ごしました。

学連では広報を担当し、主にYoutubeやTwitterの運用を行っています。また、関西学生サッカーリーグの試合日には運営に入ります。そこで関学の部員に会うこともよくあります。特に同期のみんなはいつも「のぞみ、おはよう。ありがとう!」と声をかけてくれます。そんなみんなの一言が力になります。

学連に所属し、2年が経ちました。学連の任期は2年間であり、3年目続けるかどうかは人それぞれです。12人いた同期は「学連を辞め、サッカーに専念する」「学連と選手を両立する」「学連、部活を辞め自分のしたいことに専念する」それぞれの道を選び、残ったのは私を含め4人でした。私が学連に残ったのは、自分のためでもあり、関学サッカー部のためでもあり、学連のためでもあります。また、まだ「やり切った」とは言い切れないからです。来年おそらく関学から2人、学連を出さなければいけないと思います。そのような状況で、学連に入ることが「犠牲」となってしまわないようにすることが、私の最後の大きな仕事であり責任であると思っています。

今年はコロナの影響で試合が延期になってしまったり、人数制限があって応援に行けなかったり、選手の皆さんがそれぞれの思いを抱えていると思います。そんな中で私たち学連の仕事は「安全な状態ですべての試合を無事にやりきること」です。選手が輝ける場所をつくる、試合ができる当たり前をつくる、それが私たちの仕事です。そして、学連という立場なので大きな声では言えませんが、自分がつくったその試合で関学サッカー部が勝つことが私にとって一番の原動力です。リーグ戦だけでなく、IリーグもSlackも、Youtubeも、選手・スタッフの皆さんの頑張りが私の原動力です。今度は、そんな皆さんの原動力に私がなれるようにもっと頑張っていきます。

この部員ブログが学連のことについて知ってもらえるきっかけになれば幸いです。
拙い文章ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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