2018-11-7
一部に昇格するということ(児嶌彩)
投稿日時:2018-11-7 18:00
4年生となり、授業も少なく、フリーな時間が増えた今日この頃、テレビをつけたらフィギュアスケートの織田信成選手が映っていた。引退後テレビに引っ張りだこな彼だが、その凄さはフィギュアスケートの成績のみならず、感情を豊かに表現できることだと思う。
彼は、悲しいとき、悔しいとき、嬉しいとき、感動したとき、隠すことなく感情に従い涙を流す。NHK杯で自らが優勝したとき、鈴木明子選手が優勝したとき、日本人選手がワンツーフィニッシュしたときも号泣していた。
プラスの感情で涙をあまり流すことのなかった私が、初めて嬉し涙を流したのは、2015年6月21日春季リーグの最終節で2部リーグ優勝を果たし、一部昇格が決まったときだ。
まだ入部したてで、自分のなすべきこと、価値を発揮する方法を模索していたころだった。
目的目標に向かって日々部活動に取り組むチームメイトとともに、優勝を掴めたのに強い喜びを感じた。そして、このチームはこんなにも愛されるのだと感じた。親だけじゃなく、祖父母からいとこ、友人、他大学のサッカー部員までも試合を観に来てくれ、心強い応援と『観に来てよかった』、『頑張ろうって思えた』、『自分のチームよりも本当に応援してる』などの温かい言葉をくれる。
こんなにも愛され、観る人の心のこころを動かせるチームは多くないだろう。
11月11日のポッキーの日、女子チームは一部昇格をかけた闘いに向かう。優勝して、嬉しい涙を流すだけじゃなく、私たちを支える多くの人々の心を動かしたい。
女子チーム4回生児嶌彩