2015-4-22
本気になれること(才野 裕太)
この部員ブログを書くにあたって、これまでの自分の大学サッカーとはどんなものだったかと考えました。みんな同じかもしれませんが、僕自身もAチームで試合に出ることをイメージして入部をしました。しかし、自分が思い描いていた理想と現実は違いました。自分に対する評価に納得がいかないというより、上のカテゴリーの選手との実力差を突きつけられたという感じでした。しかし、そのような状況でもサッカーを続けているのは、本気でサッカーをしたいという思いがあるからです。大学時代は自由な時間が多く、様々な経験ができると思います。その中でなぜサッカーをしているのかと考えると、やはり、サッカーに本気で取り組むということが、いま一番やりたいことだからです。そして、関学サッカー部は本気でサッカーに取り組むことができる環境であるからこそ、関学サッカー部でサッカーしていると思います。あと一年本気でサッカーができることをかみしめながら悔いが残らないようにサッカーをしたいと思います。
関学での大学サッカーも4年目となり、ラスト一年となろうとしています。チームの目標は日本一です。自分がこれまで所属したチームは、日本一を狙えるチームではなかったので、日本一を目指すチームに所属していることを誇りに思います。けれども150人近く部員のいる関学サッカー部の中で日本一になるためにどういう風に貢献したらいいだろうか。
関学サッカー部にはそれぞれ役職があり、そこでの取り組みもチームに貢献するためのひとつの手段だと思います。その役職の取り組みをしたから、試合に勝ったとか、その結果がでたのはこの取り組みをしたからというふうに直接的にチームの結果になるわけではないと思う。けれども、役職でやっていることがチームの日本一につながっていると信じてやっていきたいと思います。
チームが日本一になったとき、自分は日本一を心の底から喜べるか。自分自身がピッチに立っていなくてもピッチの選手と同じように日本一を味わうことができるか。正直それは日本一になってみないとわからないと思います。だから、日本一になったときにやってきてよかったと思えるようサッカー部に向き合いたい。
そして、小学3年生からいままで13年間続けてきたサッカーのラストイヤーとして、サッカーに本気でいたい。
4回生 才野 裕太