部員ブログ

2019-9-13
再挑戦(落合亮太)

今回ブログを書くにあたって何を書くか正直迷ったが、私がなぜ大学でサッカーを続けているのかということについて述べていく。拙い文章ではありますが、私の「再挑戦」について是非最後まで読んで頂けたら幸いです。

私は高等部から大学に上がる際、最初は部活に入るつもりはなかった。大学ではサークルでサッカーをして他の事に力を入れようと正直考えていた。しかし、その考えが高校の冬の選手権で一瞬にして変わった。冬の選手権ではベンチ入りしたものの、決勝までは一試合も出場出来ずベンチから戦う事になった。正直、それまでの人生で一番悔しかった。しかし、決勝の滝川第二高校との試合で途中交代で出場し、喜んだのはつかの間。試合は延長戦を迎え、対角から私の元へ飛んできたボールを相手の10番がトラップして僕の股とキーパーの股を抜いて決められて負けてしまい、私の高校生活のサッカーが終わってしまった。今までの人生でこれほど悔しいと思った瞬間はなかった。そして、自分のせいで負けたということを考えれば考えるほどみんなに顔を向けることが出来なかった。その時、この悔しさを大学で忘れずに本気でサッカーに取り組むと覚悟を決めた。そして、今の私がいる。

大学に入学して2回目の夏を迎え約一年半が経とうとしている。今私はあの時の悔しさを胸にサッカーに取り組めているか。その答えは「No」だ。まだまだ、自分に甘く何かあると言い訳にして逃げている部分がある。日頃の練習に対して、こなしているだけの自分がいる。このままではあの時の悔しさを持って大学サッカーに挑戦した意味が無いと思う。もっと、一日一日サッカーに対して深く考えることが必要である。高校サッカーから比べると考える機会がとても増えたのは事実であり、周りの選手から良い影響を受けることもとても多い。しかし、その影響は良い影響だけではなくもちろん悪い影響というものもある。私は現在C2チームに所属している。一番下のチームである私たちがサッカーについて常に考えて、刺激しあって上のチームに良い影響を与えることで関学サッカー部の底上げにもなり日本一のチームに繋がる大事な部分であると思う。それこそ、私たちが出来る貢献であると考える。

大学サッカーも残り2年半となった今、C2という立場でありどのようにサッカーに取り組むかが大事になっている。私は自分の最大の欠点がメンタルの弱さだと自覚している。大事な試合においても、緊張でダメになってしまう。まずはこの課題を克服するため日頃の練習から自信をつけていく必要がある。そのために残りの大学サッカーにおいて常に考えてサッカーに取り組み人間としても選手としても成長し、大学サッカーに本気で取り組み続け、「再挑戦」を果たしたいと考える。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

男子チーム 2回生 落合亮太


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