2019-10-15
感謝(赤木恵)
今思えば、私が関学サッカー部に所属して、サッカーをしているのは奇跡に近いことではないだろうか。もしかしたら、日々机に向かい勉強をしている生活を今も送っていたのかもしれない。11月に高校サッカーが終わり、受験モードに切り替え、間に合うのかと不安もあったが、なんとか合格して関学の門を叩いた。そして、入部してはや5ヶ月、今に至る。
小、中、高ずっとサッカーをしている私にとってサッカーのない生活は想像できない。いつのまにかサッカーは私にとってかけがえのない存在になっていた。そう、当たり前なのである。みなさんの取り巻く環境の中にも当たり前のように存在しているものがあると思う。それに対しての感謝の気持ちを忘れてはいないかともう一度私は自分自身へ問うことを目的としてこのブログを書きたい。
今こうしてサッカーをできているのは両親の支えがあってのことであり、また、友人や指導していただいたコーチの方々のおかげである。第一志望だった関学に入れたのも私の周りの人のおかげである。例を挙げるときりがないが、私は色々な人の支えがあって成長できた。今の私があるのを当たり前だと感じてはいけない。 私の高校時、顧問の方が仰っていたのは、「人のために走れる選手は強い」ということだった。この言葉は高校時の私の信念としてずっと心に刻んでいたものであったし、今もそう思っている。その言葉を聞いて、試合前に「お前のために走るから」と怪我人やマネージャーに話しかけてる選手がたくさんいた。自分もその一人だった。
先程、述べた通り、今の私がいるのは色々な人の支えがあったからである。だから私は私に関わってくれた人のために走りたいし、闘いたい。その人達への感謝の気持ちを忘れることなく、これからの大学四年間、サッカーをしたい。この気持ちを持ち続ければ、関学サッカー部の掲げている目標でもある、人間的成長にも繋がるひとつの要素だと私は信じている。
男子チーム 1回生 赤木恵