部員ブログ

2015-5-8
Last year(佃 直樹)

本気で大学サッカーに打ち込むことが出来る時間があと1年を切った。

大好きだった先輩が次々に卒業していく中、気がつけばもう4回生だ。

この3年余り、関学サッカー部に所属して本当にいい経験をさせてもらっている。

それは、試合に勝ったりすることだけでなく苦しく辛い経験も含めてだ。

振り返ってみれば後の経験の方が多いように思える。

僕は理工学部なので疎外感が常にあって、実験などで練習に出られない悔しさと戦い、それを他人と比べてしまい泣きながら学校に通っていた時期もあった。

たった30分しかグラウンドに立つことを許されない日もあった。

でも、たった30分でも僕にとっては1日の中で1番の楽しみで生きがいを感じる時間だった。

そこには本気でサッカーに打ち込む仲間がいた。

どんな環境であっても関学らしく、全力で取り組んでいる仲間がいた。

何度も腐りかけたけど、グラウンドに行けば強くなれた。前向きになれた。

今までサッカーを続けていて本当に良かったと感じている。

微力ながら、関学サッカー部に貢献出来ることを幸せに思う。

だからこそ最後の1年、全身全霊で取り組み、目標を達成したい。

様々な想いを持つ仲間と共に日本一を掴みたい。

そして何より、本気でサッカーが出来る喜びを噛み締め、日々大切にしようと思う。

4回生 佃 直樹


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