部員ブログ

2015-5-20
心の器 (米原 祐)

「自分の心の器を大きくしろ」
この言葉は、高校時代の恩師から言われた言葉です。正直、最初聞いた時はポカーンとしてしまいましたが、その言葉の意図を理解した時、それは自分の座右の銘の一つとなりました。

その意味とは、こうです。人の心の中にはそれぞれが持つ大きさの器があり、その者が何かを達成したり目標をクリアすると、その器に「満足」という名の水が注がれます。そして、いずれその注がれる水が器を満たして溢れてしまった時に、その者の成長はそこで止まる、いわば満足しきってしまう状態になるというのです。しかし、その器が大きければ大きい程、いくら水が足されようとも一杯になることはなく、成長し続けることが出来る。だから、自分の器を大きく持ち、いつまでも成長し続けて欲しいという恩師からのメッセージだったのです。

現在関学はリーグで首位に立ち、どのカテゴリーも公式戦無敗できています。しかし、関学の目指す目標には到底及びません。こんな時に恩師の言う、自分の器が水で溢れてしまわないように、現状に満足してしまわないように、1人1人が器を大きく持ち続け、一個人として、又、関学サッカー部として日々成長し続けなければならないのです。自分で掲げた目標を達成するまでは必ず。またチームで掲げた「日本一」を成し遂げるまでは絶対に。

3回生  米原  祐


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