部員ブログ

2015-5-22
関学サッカー部での出会い(但馬 磨伊人)

僕は関学サッカー部で、あらゆる面において鍛え上げられました。これまで部員ブログに書かれていたとおり、関学には尊敬できる人がたくさんいます。その内の一人でもあり、去年まで指導して頂いた前田コーチにはこれでもかと言うほど何度もどん底に突き落とされました。堂々と言うことではないけれど、これほどの挫折を味わったのは僕しかいないと思います。それでも僕がIリーグの全国大会の舞台を経験できたのは、諦めずに取り組み、這い上がる姿勢を見てくださったおかげでした。

今までの自分は、自分の出ない試合に対して大声で汗を流しながら応援することが理解できませんでした。木鶏会や人間力という言葉に対して、「何を言うてるんや」としか思えませんでした。このように自身のこと以外に真剣に取り組めていませんでした。今の下級生の中にも「BチームやCチームで全力でやることがAチームへの勝利の貢献になる」という素晴らしい考えに対して理解に苦しむ人もいるのではないでしょうか。

関学サッカー部にはピッチ内外問わず、どんなにしんどいことでも自分たちには関係ないように見えることでも、その場を楽しませてくれる、限界をつくらず全力で取り組む部員がいます。僕は先輩をはじめとする多くの部員から、その時々でのやりがいや楽しみを見つけることの大切さを学ばせてもらいました。だからこれからどんな理不尽なことが起きても苦境に立たされても、今の自分は負ける気がしません。そしてそのような自信をつけさせてくださった関学サッカー部の方々のためにも、ラスト1年自分の力を出し切ります。

4回生 但馬 磨伊人


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