部員ブログ

2015-7-15
諦めきれなかったもの(荒金 照大)

『私が諦めきれなかったもの』それはサッカーです。高校を卒業するまで、私自身大学ではサッカーを続けるつもりはありませんでした。大学では何かに対して本気で打ち込み、そして4年間を通じて自分自身の成長につなげ、最終的に「やっといてよかった」と思えることをして卒業をしたいと思い入学しました。

大学に入学して私のしたいことを探求しました。しかし、今までサッカーしかしてこなかったため、したいことが見つかりませんでした。『このままでは大学を卒業したときに何も形に残らなくなってしまう。でも実際に私のしたいことが見つからない。』そんな時に頭に浮かんできたものがサッカーです。この時に本当にサッカーが好きで諦めきれなかったことに気づきました。そして、大学のサッカー部に入部することを決意しました。

いざ入部してみると周りのレベルが非常に高く、また入部したのが遅かったため試合にも全く出場できませんでした。今まで私自身試合に出場させて頂いていたため、このような経験をしたことがなくあまり現実を受け入れることができず悩む時期もありました。「このままだと違うことをした方がもっと大学生活を有意義に過ごせるのではないか?」と考えることもありました。しかし、それはあるきっかけで変わることができました。それは、試合に出場できない4回生の人たちが試合に出場できていなくても、試合に出場しようと本気で練習をしている姿を見たことです。4回生が諦めていないのに、私が諦めてはいけないと実感しました。そのことがきっかけで私自身本気で頑張れるようになりました。

最終的に私のことをいつも支えてくれている様々な方に恩返しをしたいです。Aチームで試合に出場して活躍している姿を見せることが最大の恩返しだと思います。しかし、それを実現できる人はごく一部の人しかいません。私自身それは最大の恩返しだとは思いますが、それがすべてではないと思います。例え試合に出場できなくても4年間本気で取り組むことも立派な恩返しだと思います。そのため、自分が今所属している環境で毎日本気で取り組むことで様々な人に恩返しをしていきたいです。

4回生 荒金 照大


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