2015-7-22
感動を再び(松田 名雄斗)
投稿日時:2015-7-22 20:47
私が初の公式戦、Iリーグに出場できたのは3回生になってからだった。実力で勝ち取ったものではなかったがものすごく嬉しかった。
それまでの私は長い間一番下のカテゴリーであるC2でプレーをしていた。Iリーグに出場するという目標に向かって、諦めずに日々の練習に取り組んでいたことが、報われた瞬間だと感じた。それと同時にとてつもない不安感が襲ってきた。今までC2でしかプレーしたことがない自分が出場して、チームに悪影響を与えてしまうのではないか。そのようなことを考えても仕方のないことだが、その不安感を拭い去ることは出来なかった。僕の不安感を感じ取ったのか周りのチームメートが僕に声をかけてくれた。チームメートの大切さを改めて感じることができた。Iリーグには5戦出場し、お世辞にも良い結果を残せたとは言えない。しかし、試合に出られることの喜びを全力で感じることができた。
あの喜びを再び体験するためには、さらなる努力を積み重ねなければならない。3回生の終わりには病気で練習を抜け、4回生になった直後に怪我で練習を抜けた。前期のIリーグは終了し、僕に残された時間はあとわずかしかない。残されたわずかな時間で自分には何ができるのか。それをしっかり自分に問わなければならない。試合に出られる喜びを再び感じるためには、この夏が勝負である。
4回生 松田名雄斗