部員ブログ

2015-9-25
光と影(清水 寿)

私が愛して止まないサッカーは、今までの私のサッカー人生を少なからず光り輝かせてきた。タイトルの大きさは別としてチームで優勝というものに昔から触れてきた。一ヶ月前、関学サッカー部は数ある大学サッカー部が目指す全国の頂点に立った。関学サッカー部は「全国制覇」という偉業を成し遂げ、幸いなことに私も一部員として、Aチームの歓喜の輪に入ることができた。創部初の日本一を成し遂げ、本当に嬉しかった反面、自分がほとんど関わっておらず、メンバーでもないのにこんなに喜んでもいいのか?と疑問が残り、自分がサッカー部に何かをしたから優勝したんだとは胸を張って言えなかった。それがすごくもどかしく、悔しかった。

この葛藤が自らの気持ちに様々な考えを生んだ。これから関学サッカー部にどのような形で貢献し、価値を見出して行くべきなのか?ということだ。私なりに考えた結果、謙虚さを忘れず、今よりもずっと関学サッカー部を愛し、味方、相手選手、親、周りの環境など全てに感謝を示し、尊敬する気持ちを忘れず、常に新しい事へチャレンジすることで今よりも更なる進化、成長が望めるのではないかと考えた。

しかし口ばかりでは誰も認めてはくれない。行動を起こさずに現状に満足し、文句ばかりでは今の自分を変えることはできない。自らを律して影の部分を無くし、胸を張ってサッカー部のために自分は行動できていると言えるのは自分の取り組み次第である。なので私は、これから残り少ない大学サッカー人生を輝かせ、悔いなく過ごす為の努力をして行き、関学サッカー部のために尽くしたい。

3回生  清水  寿


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