部員ブログ

2015-10-2
決意 (森 隼人)

私は、指定校推薦で関学に入学しました。大学への進学が決まったのが、高校3年生の秋でした。そこから高校卒業までの約半年間、関学サッカー部に入り、サッカーをするか悩んでいました。

サークルではなく体育会でサッカーをし、4年間厳しい環境に身を置き、自己成長したいと思えたきっかけがオープンキャンパスでの部活体験でした。小学校から高校まで12年間サッカーを続けてきた中で、一つの練習に対して試合さながらの気迫と緊張感のある集団でサッカーをしたのはそれが初めてでした。その日の練習で私は、この集団で競い合いながらサッカーがしたいと思い、入部を決意しました。

しかし、入部してからは下のカテゴリーで過ごす日々が続き、公式戦の出場も数えるほどしかありません。高校まで常にレギュラーとして試合に出ていた私にとっては、初めての挫折でした。そんな中で、公式戦に出るために高いモチベーションを持ち、練習に取り組み続けてこられたのは、私と同じような状況にある先輩や同学年や後輩のひたむきに努力する姿を見てきたからです。競い合っている仲間が上のステージを目指して頑張っているのに、自分はこんなところで挫折している場合じゃないと気付かされました。4回生になった今もその気持ちは変わっていません。そして私自身が見てきた先輩たちのひたむきに取り組む姿を、今度は私自身が後輩に見せられるように意識して取り組んでいます。

関学サッカー部は、どんな相手であろうがどんなに不利な状況であろうが、試合終了の笛がなる最後まで決してあきらめないチームです。残り約3ヶ月となった関学サッカー部での生活、目標であるインカレ日本一に貢献するため、自分の与えられたステージで最後までひたむきに走り続けます。

4回生 森 隼人


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