2015-11-4
仲間のおかげで(高橋 諒)
10年以上サッカーを続けてきた。小学校、中学校、高校、大学。いつだってサッカーが中心の生活で、進路だってサッカーを一番に考えて生きてきた。もちろんサッカーが好きだということはある。しかし、いつからかは忘れてしまったけれど、サッカーが好きだからという理由だけでサッカーをやってきたのではないと感じる。サッカーのために、色々な犠牲も払ってきたし、今だってサッカーの無いオフの日がくればうれしいと感じる。それに夏の暑い日にハードな練習をしているときは、サッカーなんてなかったら夏がどんなに楽しいだろうかということをここ10年以上毎年感じる。また、現実的に考えて、プロにもなれないし、お金も時間も使ってサッカーをしていることに何の意味があるのだろうと考えることもたまにある。けれど自分はサッカーをやめなかった。今回部員ブログを書くにあたってなぜサッカーを続けてきたのだろうということを考えてみた。結局、核心に迫るような答えは見つからず、すっきりはしていないけれど、多分仲間のおかげであるだろうと思う。
いままでの人生で年代ごとに色々な組織に所属してきて、そこで仲間ができた。友達とも違うなんか特別な感情を持った存在で、こいつらとは死ぬまで付き合いを続けて行きたいと本気で思える。サッカーはチームスポーツであり、お互いが仲間のために走り、体を張る。そう考えてきたけれど、この部員ブログを書いて、改めて自分は仲間のためというより、仲間のおかげで動けているのではないかと感じてきた。
来年には最上級生になり、自分たちが関学を引っ張っていかなければいけない。サッカーのプレーで頑張るのはもちろんのこと、オフザピッチでもチームの仕事をやらなければいけないと感じている。今までの自分だったら組織全体のことなんて考えずにサッカーさえやっていればいいと思っていたけれど、今は本気で自分がやってやろうという気持ちに満ち溢れている。こういう風に自分が考えることができるようになったのも、また仲間のおかげであると思う。仲間のおかげで今の自分があるしこれからも成長できる。
最後にこの場を借りていままでの人生の仲間たちに感謝の気持ちを述べたい。そしてこれからもよろしく。
3回生 高橋 諒