2015-12-14
関学サッカー部としての私、学連としての私(栗山 泰輔)
投稿日時:2015-12-14 20:53
私は高校でサッカーをやめました。初めは好きであったはずのサッカーが次第に重荷になり、それが嫌で逃げ出したのです。
大学入学当初、新鮮で縛りのない環境に開放的な気分になりました。しかし一年が過ぎた頃、虚無感と不安感に襲われました。充実感も見出せず、このまま自分は大学四年間を棒に振るとまで思いました。
そんな自分を救ってくれたのが、関学サッカー部、関西学生サッカー連盟(学連)という役職でした。一度逃げたにも関わらず違う形ではあるが再びサッカーに携わるということを何かの縁だと感じ、またサッカーに対し真剣に向き合おうと思いました。
関学サッカー部を見て一番思うことは、部員全員が何事にも本気で取り組んでいることです。
サッカー以外でもその姿勢は変わりません。
そういった姿勢は一度スポーツから離れ、たるんでいた私の気持ちを一気に引き締めました。
このきっかけを与えてくれた関学サッカー部にはとても感謝しています。
学連という役職は、サッカー部の学生スタッフであり、大学サッカー全体を運営する連盟の役員でもあります。途中から入部した私の事を知っている人は少ないと思います。しかしこの役職は、両者を繋ぐ重要なポジションだ、と考えています。
こういった責任感の中で自分が成長できることはとても幸せであると思います。
成長させてもらった関学サッカー部と学連へ感謝の意を示すためには、関学サッカー部の日本一という目標達成を通じ、関西学生サッカーをもっと盛り上げていくことだと思います。
そのために私はサッカー部と学連を繋ぐ、錆びて水漏れしない図太いパイプ(例えが下手)としてチームに対してできること、関西学生サッカーに対して出来ることを真剣に取り組みたいと思います。
3回生 栗山泰輔