部員ブログ

2016-5-20
念願の(岡山宗星)

私は大学1年生の頃からAチームに所属している。しかし、スターティングメンバーとして試合には出られず、ほとんどベンチに座っていた。
自分自身の実力が足りないのは大前提としてわかっていたが、正直とても辛かった。試合に出場できたとしても最後の10分ぐらいだった。それでも試合に出られないより良いことだと思うが、納得がいかなかった。

今までのサッカー人生の中でこれほど長い期間、試合に先発で出場することが出来なかったのは初めてだったので、どうしたら良いのか分からなかった。その中で、両親や友達、部員のみんながいつも支えてくれたお陰で、辛い時期を乗り越えることができた。

そしてついに大学でのラストイヤーになった。
個人としても、チームとしても、将来を見据えて大きな選択をする時期にさしかかっている。
チームの中にはサッカーを辞めて、主務やコンダクターになるという最大の決断をしてくれたチームメイトもいる。彼らも最後までサッカーをやりたかったはずだが、チームの為を思って決心してくれた。彼らのお陰で、私も含め、選手たちは恵まれた環境でサッカーができる。

今年からスターティングメンバーとして試合に出場できているのは、私自身の辛い経験や決断、さらに周りの人たちの決断と支えがあるからだ。
だからこそ、今年にかける思いは他の人には負けないぐらい強いものがある。

去年以上の結果を目指してこれからのリーグ戦や大会に臨み、優勝して、スタンドで応援してくれているみんなと一緒に喜びを分かち合いたい。
その為にも私は絶対、現状に満足する事なく常に上を目指し、日々全力でサッカーに取り組む。

4回生 岡山宗星


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