2016-6-29
努力に終わりなし (大塚 翔)
私には夢がある。プロサッカー選手になりイングランドプレミアリーグでプレーし、家族を喜ばせることだ。
私は幼少の頃からサッカーをしてきた。高校では1年生の時に全国をかけた試合で途中出場し、決定機を外して負けてしまった。
そのことで当時、父がコーチであったため容赦ない批難を浴びた。それと同時に自信を失くしてしまった。そんな時に支えてくれたのが家族であった。特に父の言葉が心に残った。「サッカーで取り返せ。」この一言だった。とても心に響いた。それから必死に努力を積み重ねた。
そして高校3年生の時、全国優勝をして恩返しすることができた。優勝した時の家族の顔が忘れられない。みんなで喜び分かちあった。素直に「また成功したい。家族を喜ばせたい。」そう思った。
関学に進学し、成功できると確信していた。しかし大学の厳しさを痛感させられた。試合に全く出られずカテゴリーを行き来することばかりであった。また自信を失ってしまった。そんな時に支えてくれたのはやはり家族の存在だった。どんな状況に陥っても翔ならできると応援してくれる。特に母は富山からわざわざ兵庫まで頻繁に試合を見に来て支えてくれた。だから信念をぶらすことなくやってこれている。
関学サッカー部の個性が強い部員たちからも毎日刺激を受けている。特に同期が試合で活躍する姿はいい刺激なっている。だからその悔しさをバネに頑張ることができる。
そして3回生となり未だに思うような結果が出ない。だが夢と家族の支えとライバルの存在がある限り、前に進んでいける。今はまだ助走の段階であるとしたら、どれだけ大きく飛躍できるのか楽しみで仕方がない。自分が所属するカテゴリーでチームを引っ張り、オンザピッチ、オフザピッチの切り替えの部分を大事に全力で毎日の練習に取り組んできたので、これからも継続してやっていく。後は、天地がひっくり返るまで努力を続けるのみだ。
3回生 大塚翔