2016-7-8
楽しさと辛さ(下笠洋光)
投稿日時:2016-7-8 20:00
「なにか辛そう。楽しくなさそう。」
今年に入ってから4回生や3回生を見て、そう感じるときがあります。試合に負けたら楽しくないのは当たり前ですが、勝ってもホッとしているような、嬉しくなさそうな印象があります。Aチームを始め、BチームやCチームもそうです。そんな姿を見て、現在の自分はどうなのだろうかと不安になります。
私にとって、サッカーをする理由は楽しいからです。ボールを蹴るのが楽しい、思うようにいくときもいかないときもボールを追いかけて、夢中になっているのが楽しい、それがサッカーの良いところだと思っています。どんな状態でもサッカーをしているときだけは夢中でいられました。楽しい、それだけでサッカーが自分の中で大きなものになっていました。
試合に勝つことは楽しい。勝つために辛いことをする。そして、勝つためなら辛いことでもどんなことでもできると思っていました。しかし、それではこれ以上先へ進めないことに気づきました。辛いことを楽しめるかどうかが必要なのではないかと考えました。辛さを楽しむ、その余裕が今後の私にとっても、チームにとっても成長させる鍵になると思っています。
7月になりました。2月にチームが始動し、半分が終わり、残りも半分です。これだけサッカーに悩む時間も、本気のサッカーを楽しめる時間もあと少ししかありません。
もっと楽しいと感じられるように残りの期間、夢中でサッカーに打ち込みたいです。
4回生 下笠 洋光