部員ブログ

2016-11-28
最後に笑ってやる(小野有矢)

いよいよIリーグ全国大会が明日から始まる。
楽しみで仕方がない、というのが今の率直な気持ちである。

今年1年を振り返ってみた。
前期はAチームで開幕スタメンの座を掴み取り、このまま1年間は試合に出場し続けられる、と思っていたが、人生そんなに甘くはなかった。結果を残せなかった私はスタメン落ちどころかベンチからも外された。夏にはBチームに落ち、Bチームでもなかなか試合に出られずにいた。

「人生山あり谷あり」

人生、幸せの時もあれば辛く苦しい時もある。
この言葉がぴったり当てはまる1年であった。

誰もがいつも幸せでいたいだろうし、辛いことや苦しいことから逃げたいと思っているだろう。しかし、ずっと幸せでいることが本当に良いことなのだろうか。私はそうは思わない。
なぜなら、ずっと幸せでいるとせっかくの幸せがだんだんと当たり前に変わっていき、幸せを感じなくなってしまうからだ。
深い谷があるからこそ人として成長し、強くなり、小さい幸せも感じることができるのである。

だから私は「人生山あり谷ありのほうがおもしろい」と思う。

そう考えると、幸せなことも辛いこともたくさん経験した今年1年間は、最高に素晴らしかった。

最後にIリーグ、インカレ共に日本一を成し遂げることができれば、どれだけの幸せを感じることができるだろうか。
本当に楽しみで仕方がない。

サッカーを続けて15年。最後にこのようなチャンスが待っている私は幸せ者である。

持っている力を全て出し切り、関学サッカー部全員が笑って終われるように、やりきってみせる。
まずはIリーグ。
必ず日本一になる。

4回生 小野有矢


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