部員ブログ

2017-9-13
強い関学 (藤田 大輝)

「強い関学を取り戻そう。」
これは前期のリーグが終わり、関西選手権が始まる前に高橋コーチがミーティングでおっしゃった言葉です。
私が1回生のとき、関学は全てのタイトルを獲り4冠を達成しました。私はスタンドから応援する立場でしたが、「関学は強いチームだ」と思い、誇らしい気持ちと同時に「自分も強い関学の一員としてこのピッチに立ちたい」という野心を持ち、毎日の練習に取り組んでいました。

それから2年が経った現在、関西リーグ4位、関西選手権でも阪南大学に圧倒され、先日行われた総理大臣杯では明治大学に結果、内容ともに完敗。関学は決して「強い関学」とは思われていません。
正直それが悔しい。

私は「強い関学」を見せなければいけない立場にいながら、大学サッカー界どころか応援してくれている部員にすら、そのような姿を見せることができていません。

チームや自分自身、思うような結果が出なかった時、すごく悩みました。そうしたなかで、なぜ「強い関学」であるべきなのか考えるようになりました。
私なりの答えは「関学は素晴らしい組織だということをもっと多くの人に知ってもらいたい」からです。どれだけ素晴らしいかはこれまでの部員たちが語ってくれているのであえて書きませんが、部員全員がこのチームにいることに誇りを持っていると思います。
2年前4冠を手にした「強い関学」と結果が出ていない今の関学を知っていることから、関学がどんな組織か知ってもらうための1番の方法は結果だと感じています。どれだけ良い組織でも結果を残さなければ知ってもらうことすらできません。だから「強い関学」でなければいけません。

今シーズンもまだ半分残っており巻き返すには充分です。リーグとインカレのどちらも絶対にタイトルを獲りたいです。そして、全国に「関学は強いぞ」ともう一度思わせ、この素晴らしい組織を知ってもらい、見にきて応援してほしい。
だからこそ、私はチームのために走り勝利に貢献します。そして全員が笑って今シーズンを終え、必ず「強い関学」を取り戻そう。

3回生 藤田 大輝


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