2018-12-16
勝つことの難しさ(髙尾瑠)
4年間で初めて部員ブログを書くことになった(2年生のときにインカレで負けてお蔵入りになった)。書きたいものがたくさんありすぎて、何を書こうか迷ったが、関学で自分しか経験できなかったことを伝えたいと思う。
私は、1年生の時に四冠を経験した。入学当初から開幕スタメンで出させてもらい、小さい頃からの夢だった、プロサッカー選手にもなることができた。正直、順風満帆な4年間だったと思う。
そんな4年間で1番私が感じたことは「勝つことの難しさ」である。当たり前だと思うかもしれないが、1年生の当時は、大学生との試合の中で負けたのは立命館大学だけで、結果の面から見ても、今との差が顕著に出ている。だからこそ、勝つことの難しさをより一層感じた。
今と何が違うかと考えた時に、私は練習の質の差を挙げる。もちろん、その当時の選手の能力は高く、1年生の時の私は、ただひたすらにただがむしゃらにワンプレーワンプレー本気でプレーをしていた(なぜかと言うと怖い先輩が大声で怒ってくるから)。どの相手と試合をするよりも、練習の方がレベルが高く、緊張感もあった。
3年前の4年生は、このような練習の雰囲気を毎回作り出していたことに、4年生になって気付いた。そして、3年前とは違う尊敬を抱いた。
今その雰囲気を作り出せているかはわからないが、キャプテンの藤原を中心に、毎週ミーティングをし、より良くなる方に試行錯誤してきた。最初は課題だらけで、大した案は出てこず、早く帰りたいと言う人もいたが、樹が辛抱強くチームの為に頑張ってくれたおかげで、良いチームが出来上がったと思う。
そして、4年間のラストの大会、インカレが始まった。関学には1年の時から良い思いをさせてもらってきた。大学に入り、関西の洗礼を受けながらも、素晴らしい仲間達に出会うことができた。大学4年間の集大成として優勝し、関学に恩返しをする。
最後に今まで支えてくれた家族にありがとうと伝えたい。中学、高校の時にやる気ないプレーを見せて、恥ずかしい思いをさせてしまったことを未だに後悔しています。大変だったと思うけど、送り迎えをしてくれてありがとう。これからも応援よろしくお願いします。
男子チーム4回生髙尾瑠