2019-5-22
女子チームのみんなへ(渡邉菜々)
今の私の大学生活は、高校生の時に思い描いていたものとすごく掛け離れている。
部活に入る気持ちは全くなかった。サークルにアルバイト、友達と遊んで、、、そんな大学生活になると思っていた。
入学してしばらくたち思っていたように友達もできず、毎日暇ばかりしていた私は、愛に誘われたためなんとなく部活の体験に行ってみた。暇つぶしのつもりで行き、もちろん入部する気なんてなかったが、当時の4回生にいきなり入部届を渡され、「明日までに持ってきて」と言われ、断ることができず成り行きで入部することになった。しかし、今では入部して良かったと心から思っている。
女子チームに入部し多くの経験をした。試合で全く勝てず毎週のように泣きじゃくったり、同期と喧嘩したり、先輩に文句を言っては怒られ、遅くまでミーティングをしたりと言いだしたらきりがないが、思い返すといい思い出ばかりではない。何度、部活を辞めようと考えたか。しかし、私を部活に引き止めたものがあった。それは女子チームみんなの笑顔だ。試合に勝った時のみんなの笑顔を見ることが私の幸せだった。その笑顔をもう一度見たいと思うと、どんなにきつくても辛くても、部活を辞めることができなかった。その笑顔が私の原動力となった。
今年の女子チームは、3シーズンぶりに1部リーグの舞台に戻ることができたが、1部リーグは私たちにとってものすごく高い壁である。その壁を乗り越えることができたなら、みんなの最高の笑顔が見られるだろう。しかし、その壁は1人では乗り越えることができない。女子チームみんなで支え合い、鼓舞し合い、乗り越えなければならない。
かつて私のようにアホで能天気な頼りない主将はいなかったと思うが、みんな私に力を貸してほしい。意地でも春季リーグで1部に残り、インカレに行こう!
そして、みんなで最高の笑顔を咲かせよう。
女子チーム 4回生 渡邉菜々