2019-8-14
変化・不変(太田潤)
まず始めに部員ブログを書く機会を与えてもらったことに感謝してこのブログを書きたいと思います。また、今日までサッカーが出来る環境を与えてくれた両親、サッカーで関わってきた指導者の方々や選手、サッカーとは関係のないところで出会ったみんなに感謝を伝えたいです。私は中学、高校、大学とそれぞれ違う県で過ごしてきたので普段関わることの少ない人にもこのブログを通して気持ちが伝わってくれればと思ってます。
私はここで、「大学」についてと
私自身の「意志」について話します。
まず、「大学」についてですが正直期待外れな場所でした。サッカー面ではレベルも高くめちゃくちゃやりがいを感じています。しかし問題はそれ以外です。多くの大学生にとって「大学」とは「大金を払って単位を買う場所」です。単位なんてちょっと友達が多くてちょっと勉強すれば誰でも獲得できます。そしてその単位すなわち学位と引き換えに「就職」。それって高校卒業して就職するのと対して変わんないんじゃね?と思いました。なんなら社会人としての能力は高卒の人の方が社会人経験が長い分高いと思います。大学生が自分の将来と自分のことを真剣に考えるのなんて就職活動の時だけ。そんな風に感じました。
そんな中で私は常に「成長」を求めていました。でも「成長」とは何か分からないと思います。私は「成長」とは「経験」だと考えています。昨日と同じ今日ではなく何か違う経験をするからこそ、そこに成長に繋がる種が落ちていると思います。私は大学に様々な経験をしにきたのです。高校で出来る経験は全国どこでもあまり変わらないと思います。ましてや寮生活を送っていた私はだいぶ狭い世界で生きていたはずです。大学に行くサッカー以外の理由をクリアにできてから、自分のやりたいこと、やるべきことが見えやすくなりました。やっと大学に行くことに価値を見出せました。
その中で私がやらなければいけないこと、それは「関学にいる太田潤」ではなく「太田潤がいる関学」にすることです。そして関学サッカー部全体がそんな組織になっていければと思っています。
そして私の「意志」についてです。私は小学校の頃からスペイン1部リーグでプレーしたいと思いサッカーをしてきました。今もその意志は変わっていません。去年成人を迎え、ガキの頃とは違った考え方を出来るようになった今だからこそ「サッカーで食っていきたい」と強く思います。大学に入る前から薄々気付いていたのですが、最近改めて思うことがあります。それは「みんな勝手に諦めていく」ことです。確かにそれが普通で、いつまでもわがままではいられない、大人にならないといけない、わかります。だからこそ絶対に諦めたくないんです。それに私のことを本気で応援してくれる人たちをたくさん知っています。その人たちのためにも必ず「プロサッカー選手」になります。報われるまで努力します。なんかよく分からないけど出来る気がする。それでいいと思います。そしてなにより今まで育ててくれた両親、家族を幸せにします。
3回生のみんなへ。来年はもう最高学年って早すぎだよな。これからまた大変で色々面倒なこともある時期に入ると思うけど、どんな形であれ俺はみんなの力になれるように頑張りたい。改めてこれからもよろしく!
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
男子チーム 3回生 太田潤