2019-11-28
門間友貴という男について
初めまして。ステータス人間代表の門間友貴です。V神戸U-15→星稜高校(国体)→関西学院大学と出身校で言えばまぁプロコースですよね。そんなエリート街道を歩んできた僕ですが何一つ結果を残していません。全くサッカー上手くありません。笑(笑えん笑えん) 足遅いです。高校時代、親友のめっちゃデブのバスケ部に50メートル走負けました。
友達やめようとおもいました。
そんな感じでいじられることも多い僕ですが、大学サッカーをするにあたって、何で自分はサッカーを続けてるんやろう?って21歳になった今でも考える時があります。大学生活を過ごしていると周りの環境がガラッと変わります。サークルで毎日楽しそうに過ごす人。趣味のためにバイトを頑張っている人。将来のために部活をやめて勉強や就活を頑張ってる人。選手をやめてコーチになる人。未来が見えず今を苦しんでる人。何が言いたいかと言うと、不安に思っていたんですよね…自分がしている事は将来のためになっているのかと。でも、考えて行き着く場所は、幼稚園の頃から約16年間本気でサッカーをやってきた僕からするとサッカーにはそれだけ熱くなれる価値があるというところなんです。だって今の自分があるのは、これまでのチームメイトのおかげで、強いて言えばサッカーのおかげなんですから。
みんなが持ってる僕へのイメージは、コミュ力があって、リーダーシップがあって、ムードメーカーみたいな感じだと思います。(大正解) 正直それは、みんなが僕にくれたモノで、本当の自分は臆病者です。思ってることがあっても言えません。行動に移せません。でも、その殻を破ってくれたのは大切な仲間の存在なんです。このチームのためなら自分を犠牲にできるな!バカやって盛り上がりたいな!時間を犠牲にしてまでも日本一を取りたいな!って思わせてくれるから自分も行動に移せるんです。しかも、そうやって全力を尽くしてきたからこそ最後に涙を流せる、感動できる、みんなで笑い合えるって最高じゃないですか?笑 そうやって人は他人と関わることで成長していけると僕は思います。人生一人じゃ生きていけないでしょ。何かしら他人と関わって、時間を共有して、いろんなことを感じて、喜びを分かち合うんです。サッカーにはその全てが詰まってると思うし、大学サッカーを選んだことを正解だと卒業すらしてないのに確信しています。
最後になりますが、来年4回生になる自分が今からできることは『思いを体現すること』言いたくないこともあると思います。やりたくないことも出てくると思います。でもやります。未来を想像したって正解かなんて分からないんです。そんな漠然としたもののためではなく確実にある今を全力で生きる。大切な仲間、大好きな関学サッカー部で最高の1年を過ごすために僕は行動することをここに誓います。それが自分の将来に繋がると信じて。
令和元年11月28日
男子チーム 3回生 門間友貴