2021-8-12
凡事徹底(森翼)
1回生の森翼です。初めてこのようなブログというものを書くので下手な文章になると思いますが、読んで頂けると幸いです。
私は自分自身にとても響いている言葉がある。それは『凡事徹底』という言葉である。この言葉は平凡を非凡に努めるという意味である。もう少し噛み砕くと、なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、当たり前のことを他人が真似できないくらいに極めるという意味である。この言葉は私の母校である洛南高校サッカー部の顧問の先生に耳にタコができるくらい言われ続けてきた言葉である。
洛南高校サッカー部での凡事徹底とは、挨拶をきちんとすることや使っている道具や部室を綺麗な状態に保つこと、謙虚な姿勢でいることなどのようなオフ・ザ・ピッチの部分をよく言われた。私はそれをサッカー面でも通ずるものがあると考える。サッカー面での凡事徹底とは、ひとつのスプリントだったり、ひとつの切り替えをしっかりとすることだと思う。つまりチームのために頑張れる、戦えるということである。そのようなことはできて当たり前じゃないといけないが、自分が、チームがしんどい状況に陥ったときにしっかりとすることができる選手は少ないと思う。だが、できて当たり前のこと、して当たり前のことをしっかりとできる選手はこの関学サッカー部にたくさんいる。私はそのような中で『質』にこだわっていきたい。凡事徹底は平凡を非凡に努めるということ。だから私は他の人が真似できないくらいこだわりを見せていきたい。
関学サッカー部のvisionである『俺が原動力』。その原動力を与えられる選手は凡事徹底ができていると思う。私はこの関学サッカー部で1番原動力を与えられる選手になりたい。いや、なる。そのために凡事徹底が1番できている選手になる。
また関学サッカー部の目標である『日本一』。それを達成するために直接的には関わることはほぼできないが、C2チームという1番下のカテゴリーにいる選手でも間接的になら日本一に貢献できると思う。C2チームの自分が他の選手に原動力を与えて、それを受けた選手が他の選手にまた原動力を与える。このように連鎖していけばAチームにも原動力を与えられる。もちろん自分が試合に出て活躍して日本一になりたいが、現状それをすることは不可能に近い。ならば今自分ができる最善のこと、それは原動力を与えられる選手になることである。そのためにピッチ内外での凡事徹底を体現し、サッカーを全身全霊をかけてプレーしてゆく。