部員ブログ

2015-11-11
挑戦し続ける理由 (難波 圭輔)

辛い時、苦しい時、逃げ出したくなる時、ふと『自分はなぜ挑戦し続けているのか』考えてしまうことがよくある。

私は、高校を最後にサッカーから離れようと考えていた。満足のいく結果で終えることができたわけではなかったが、それなりにやりぬくことができた。だから悔いはない。そう考えていた。

だが、大学では関西学院大学サッカー部に入部した。“なりゆきで”という言葉を使ってしまうのは良くないが、特別熱い志や大きな理由があったわけではなかった。
しかし、入部して自分の考え、覚悟の甘さに気づかされた。関学サッカー部は、部員一人ひとりが本気でサッカーに向き合い、チームのために何ができるかを考え、自主的に行動する。私が今までに経験したことのない、遥かに意識の高い集団だった。このままでは、自分一人取り残されていく。そんな気がした。
周りについていくことで必死だった。それでも、辛い練習を共に乗り越えることでかけがえのない仲間ができた。日々の積み重ねが自分の可能性を広げてくれることを感じることができた。関学サッカー部という環境は、大学生活を充実させるとともに、人間的にも私自身を成長させてくれる。チームが全国制覇を成し遂げた今、そのチームの一員であることを誇りに思うと同時に、このチームに貢献したいという思いがより強くなった。さらに、サッカーに対する熱い志、明確な目標もしっかりと持つことができた。

そして今、私の周りには共に闘う仲間がいる。期待してくれる人がいる。応援してくれる人がいる。支えてくれる人がいる。だから自分は頑張る。頑張り続けなければならない。

これが私の挑戦し続ける理由だ。

2回生 難波 圭輔


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