2015-12-10
関西学院大学サッカー部(槙島 隆介)
投稿日時:2015-12-10 20:02
私は、最後の最後で「関西学院大学サッカー部」という組織の厳しさを痛感した。
リーグ最終節を無事勝利し、残すはインカレに向けて全力を注ぐだけだった。しかし、翌日Bチームとのダービーに負け、Bチームへの降格を告げられた。なぜ落ちたのか、理由はわかっていた。ただ単に自分に実力がなかっただけだ。しかし心の中に「4回生だから大丈夫、副将だから大丈夫。」という甘さがあったために動揺し、現実を受け止めようとしなかった。サッカーに費やす時間は山ほどあったのに、なぜ費やさなかったのか。練習終わりに自主練している仲間を横目に、何かと理由をつけグランドを降りていた自分が馬鹿だった。
だが、ここで腐り、チームのために頑張っている仲間を応援できないことほどかっこ悪いことはない。また、4回生だろうと幹部だろうと関係ないこの厳しさが現在の関学サッカー部の強さであり、日本一を目指す組織のあり方だと気付いた。
だから私は、この悔しい経験を無駄にしないためにも、今できることに全力で取り組み、部員150人を超える組織の幹部としてあるべき姿を見せたいと思う。
4回生 槙島 隆介