部員ブログ

2016-3-18
最後のホイッスルが鳴り響くまで(青木健登)

小学2年生の頃から始めた学生サッカーも15年目を迎えた今年がラストとなった。つまり、関西学院大学体育会サッカー部でサッカーができる期間は1年もないということだ。学生サッカーは、かけがえのない仲間や人間的成長の場など多くのものを私に与えてくれた。さらに大学サッカーに関していえば、昨年の四冠など他大学では経験できないことを多く経験させてもらっている。

しかし、昨年の四冠に貢献できたと思えていないし、度重なる怪我で離脱をしていた期間が長かったこともあり、3年間思い描いていたように上手くいった年は一度もない。このままでは、やりきれない気持ちのまま学生サッカーの終焉を迎え、今後の長い人生において大きな後悔が残ってしまうであろう。

上記で1年もないという表現をしたが、まだすべての大会が残っている。昨年は四冠を達成し、プレッシャーが圧し掛かる中での公式戦が続くことになるが今年の色を出し、目標に向かって歩むことができるのだ。さらには、自分を見つめなおし、自分がどのようにチームに貢献できるのかを考え、実行する時間も少なからずある。

このチャンスを生かす他ない。「去年は強かった」とは絶対に言われたくない。このようなプライドだけでなく、両親や自分に関わってきてくれた人、サッカーの選手をやめて、スタッフという立場になった主務やコンダクターの人たちの為にも全力を注ぎ、仲間と共に様々な壁を乗り越え、成長していく。
最後のホイッスルが鳴り、全員で喜ぶために。

新4回生 青木 健登


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