2016-7-13
できないことを悔やむのではなく、できることを頑張る (名越常晋)
今回の題名である、「できないことを悔やむのではなく、できることを頑張る」というのは昨年の卒業生である呉屋大翔さんの家にお邪魔させていただいた時に飾ってあった言葉である。(僕のラインのトップ画でもあります)
私はこの言葉に影響された。
自分には必ずできないことがある。サッカーで簡単に例えるなら、米原さんみたいにヘディングを強くできない、魚里みたいに足が速いわけでもない。それ以外だったら、寺尾みたいに面白くないし、下田みたいにリーダーシップを取ってチームをまとめることもできない。「あー足が速かったらなー、あーおもしろかったらなー」といちいち悔やんでいてもその事実は変わらないし、たらればの話をしていてもできるようになるわけでもない。
でも、そんな特徴を持った人たちでも1つは必ずできないことはある。それを感じさせないように、自分の特徴を最大限に生かし、自分のできることをやってるから活躍できているのだと思う。
できないことだからと言ってそのままなわけではない。そのできないという事実をしっかり受け止め、どうすればその短所を埋められるのかということを考え続け、それを少しでも克服できるように努力していけばいいと思う。そして、できることを増やしていけばおのずと自分がチームにとって欠かせない存在になると思う。
私はよく「犬」と言われる。それは、前線からボールを追いかけまわすからだ。でも私はそう言われるのは好きだ。なぜならその部分を他人が評価してくれて、それが今の自分にできること、特徴だと感じることができるからだ。
最近試合で途中で出る場面が多かった。途中から出る分それまで出ていた人よりも多く走る。すごい簡単なことだし、誰にだってできる。しかし、その11人の中では一番自分ができるし、それが今自分にできること。
そして、サッカー選手である以上サッカーで貢献し、常に上を目指していく。今私にできることは何かを考え行動していく。自分にしかないできることを極めて、誰からも必要とされる存在になっていきたい。
3回生 名越常晋