2017-11-28
決意 (南 航平)
投稿日時:2017-11-28 18:08
私はサッカーが特別上手いわけでも、秀才なわけでもない。でも、チームのために走り続けることはできる。普通のことだとは思う。しかし、ただがむしゃらに走り続けるのと、最後まで勝利の機会を伺って諦めないのとでは、大きな違いがあると学んだ。
Iリーググループリーグの大阪産業大学戦、終了間際で泥臭く得点して勝ち点3を掴めたのも、仲間を信じ最後まで勝つためにチャンスを待ち続けたからだった。
しかしながら、Iリーグ終盤では出場機会が少なく、直接的にプレーで貢献することができなかった。4回生として残された時間への焦りや、積み上げてきたものへの甘さを噛み締めた。
そして今、私たちは全国で戦っている。
もちろん、メンバーに選ばれなかった選手やバックアップしてくれるBチームのメンバーがいる。当然みんな言葉にできない悔しさを味わっていると思う。私もそういった経験をしたからこそ、彼らの思いを汲んでプレーしたい。
試合に出場できる機会があることに感謝し、全国優勝という目標を1つ達成するために、関学サッカー部全員の思いを、グラウンドを踏みしめる一歩に込めていく。
ここで私は決意を述べたい。
インカレ出場が叶わなかったAチームや女子チーム、最後までKGリーグで闘い抜いたCチームのみんな、そして常に側で支えてくれているBチーム全員の思いを理解し、最後の笛が鳴り終わるまで勝利のために走り続ける。
男子チーム4回生 南 航平