部員ブログ

2017-11-30
みんなにとって (川﨑 隆平)

今年のBチームは、みんなにとって、どんな存在であったでしょうか。

私は、昨年もBチームに所属していました。昨年のBチームは、キャプテン・4回生を中心にとてもまとまりのあるチームで、まさに一体感にあふれる素晴らしいチームでした。みんなそのチームが大好きで、4回生にはたくさんの素晴らしい景色を見させてもらいました。

今年Bチームのキャプテンを務めることが決まったとき、ものすごく不安でした。
自分が味わった感動を後輩たちにも味わわせてあげることができるのだろうか、みんなが自分のチームのことを大好きになれるようなチームをつくることができるのだろうか。毎日不安で不安で仕方がありませんでした。

その不安は現実のものとなりました。
シーズン当初、チームは全く勝てませんでした。今までなら当たり前に勝利してきた相手や、高校生にも、負け続けました。ダービーでも、遠征に行っても、満足いく結果を残すことはできませんでした。
周りのみんなからも、「今年のBチームはやばい」「去年はすごかったのにな」など、色んなことを言われました。とても苦しい毎日でした。

“自分がキャプテンじゃない方がいいんじゃないか”と何度も思いました。

しかし、そんな私をみんなは支えてくれました。
後輩たちは、持ち前の明るさと元気でいつもチームを盛り上げてくれました。4回生はいつだってチームのことを考えて行動してくれました。
そして早崎さんと阿部さんは、いつも的確なアドバイスをくださいました。私たちのことを一番に考え、導いてくれました。おふたりがBチームのスタッフで本当に良かった。心の底からそう思います。
Bチームのみんなには本当に支えてもらいました。そんな彼らを最後は、自分が絶対に勝たせたいです。笑顔になってもらいたいです。

今年のBチームは、「他カテゴリーに良い影響・刺激を与えること」を目的に置き、活動してきました。

Aチームのみんなにとって、私たちはどんな存在だったでしょうか。少しでもみんなに刺激を与えることはできたでしょうか。
昨年や今年Iリーグを共に戦ったみんながトップで試合に出てがむしゃらにプレーする姿を見て、すごく嬉しかったし、刺激をもらっていました。最後、みんなの分も戦ってきます。

Cチームのみんなにとって、私たちの姿はどのように写ったでしょうか。私たちは何か影響を与えることはできたでしょうか。
あまり自信はないけれど、逆にわたしたちはいつもみんなから刺激をもらっていました。
Iリーグでなかなか結果がでなくても、努力し続けるみんなや、公式戦の舞台がなくても、ひたむきに頑張り続ける姿を見て、自分たちももっと頑張らないとといつも思わされていました。みんなの存在があったからBチームはここまでやってこれたと思います。

たくさんの周りの人に応援されて、支えられて今のBチームがあると思います。明日が今年の関学の最後の試合です。全部員の想いを背負って絶対に全国優勝します。

最後に、
Bチームのみんなにとって、このチームで過ごした時間はどうだったでしょうか。このチームのことを大好きでいられたでしょうか。
そして私はみんなにとって、頼りになるキャプテンでいられたでしょうか。うまくチームを引っ張ることはできたでしょうか。
正直自信はありません。みんなにはたくさん迷惑をかけたと思います。
けれど、私にとってみんなの存在は、本当に頼りになる誇れる存在でした。
このチームがすごく好きです。このメンバーがすごく好きです。こんなすごいチームのキャプテンができてめちゃめちゃ幸せでした。みんな本当にありがとう。
明日がこのチームでできる最後の試合です。最後も思いっきり楽しもう。絶対に勝って優勝しよう。
そして最後はみんなで、笑って終わろう。

男子チーム4回生 川﨑 隆平


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