部員ブログ

2016-2-3
日本一へのこだわり(米原 祐)

日本一とはなんだろう。
昨年、二度の日本一を経験して、よりそれについて深く考えるようになりました。

例えば、日本一になることで、個人が急激に成長したり、変化するのではないのか?
しかし、そんなことはなく、日本一を達成した次の日の朝は、いつもと変わらない普通の朝であり、また自分の中でも大きな変化や目に見える変化はありませんでした。

ではなぜ、我々は日本一にこだわり、全員がその目標を目指す中で、様々なことを犠牲にしてまで取り組み続けるのか。

その理由は、証明する為です。
チームが、そして自分自身が、日本一のサッカー部としての取り組みを結果として証明する為に、日本一になる必要があります。
先程も言った通り、日本一になっても何かが貰えたり、個人の技術のレベルが大幅に上がるわけではありません。

しかし、一つ変化することもあります。それは、日本一になる為の取り組みが正しかったという事が自信に変わることです。
日本一になることはもちろん大切です。しかし、それよりも大切なのはその過程であり、我々関学サッカー部はその過程にこだわり、学生サッカーの持つ可能性を広げる存在でなければいけません。

私は今年主将としてそれらを体現していきます。
しかし、私一人の力は微々たるものです。いつも周りの人々に恵まれ、助けられて生きてきました。このことは今までの人生の中で何よりも実感しています。また、関学サッカー部も同じように、先輩方が代々築いてきた素晴らしい歴史があるからこそ、今の関学サッカー部があり、私たちがあります。支えてくれてる人への感謝の想いを常に忘れず、日々、真摯に取り組んでいきます。

部員一人ひとりの長所を活かし、今年のチームにしか出来ない取り組みをしていきたい。そして、日々の小さな積み重ねの中で自信をつけ、その自信を確信へと変え、日本一になる為にやり残した事がないかと自問自答し、こだわり続ける一年間にしていきます。

新4回生 米原 祐

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