部員ブログ

2016-2-15
北村明信レスター滞在記1

おはようございます!
国際学部新3回生の北村 明信です。今日から留学ブログを書かせていただくことになりました!この留学の意図としては、国際学部は卒業条件として、最低1カ月の留学をしなくてはいけません。このレスターという街にはサッカーチームが存在し、現在イギリスプレミアリーグの首位です。イギリスには行ったことがなく、必ずいきたいと思っていたので、この場所を選びました。
今は初日の朝です。12時からウェルカムパーティーがあるのですが、今日は学校がないので、朝一にランニングしてきました。夜8時くらいからは治安の影響もあり、外出するのは危険だと言われています。ただ、そんな怖いイギリス人にも負けないで、立ち向かっていこうと思います。嘘です。逃げます。自慢の快足を活かし逃げ切ります。

明日から授業が始まるので、勉強にも手を抜かずに頑張りたいと思います。
レスター大学側にサッカーをやらせてほしいと頼んだら、快く受け入れてくれたので、文武両道を前提に、多くのことを吸収したいと思います!

次回もお楽しみに!

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2016-2-12
断固たる決意(中西 康太)

タイトルを見て赤い坊主頭を連想した人も多いだろうが、ここはサッカー部のブログなので考えないものとしてほしい。

いつの間にか先輩たちは引退し、後輩は増え、仕事を任されるようになって。重くなってくる責任、そして身体。若干の老いを感じている。

正直なところ、少し前までの私は、サッカーに対して確固たる意志を持って取り組んできたわけではない。推薦で良い大学に入学するだとか、周りからの期待だとか、意志よりも責任だとか、そんなことのためにしていたように思う。そんな感じで関学に入学して、私は衝撃を受けた。150人という集団の中、ある人はAチームで結果を出し続けることで、ある人は影から選手をサポートすることで、ある人はC,Bチームで全力を尽くすことで、チームの日本一に貢献しようとしていた。単位を、就活を、人間関係を犠牲にしてでも、四年間をチームに捧げる人がいた。

でも私は最近まで、なぜ日本一を目標とする必要があるのか分からなかった。そこまで熱くなれる意味が分からなかった。いまさら何言ってんだという気もするだろうが、これは私にとって重大な問いであった。これを知らないままではサッカーに対して失礼だと思ったからだ。その答えはチームの目的の部分にあった。自分たちのやってきたことが正しかったと、無駄じゃなかったと証明するためである。感動を与えるため、感謝を体現するため、人間的成長を遂げるためである。だからこそ、一人ひとりが自分と向き合い、できることを見出し、チームのために全力を尽くすのだろう。

では私はどうだろうか。自分と向き合って考えてみた。周りには、大好きなサッカーを辞めてスタッフになった仲間がいる。プレーヤーとして最前線で戦う仲間がいる。そのどちらでもない自分はどうすればいいのだろうか。技術があるわけでもない。統率力があるわけでもない。性格は自分勝手で体裁ばかりを気にする。欠点ばかりの人間だ。そんな自分には何ができるのだろうか。

努力するしかないと思った。
それはサッカーにおいてはもちろんだが、特に、考えることにおいてだ。どうしたらチームが良くなるのか、どうしたら自分自身納得するのか、必死になって考えよう。何時間でも悩もう。それが自分にできることであり、そうしてチームに貢献しよう。そう思った。

強いチームはどうあるべきだろうか。関学だからこそやれることは何だろうか。部員一人ひとりの役割とは何だろうか。
ただサッカーが強いだけではいけない。サッカーでも日本一。人間力でも日本一。チーム力でも日本一。そのために一人ひとりが役割を見つけ、行動する。それが私の結論である。

ただ、役割というと、簡単に見つかるものではないだろう。
だから、「何ができるか」ではなく、「何をしたいか」で考える。その目標までの過程で、自分の役割は定まってくると思う。となると答えは簡単で、単純だ。

「チームを日本一にしたい」それが私の答えだ。自分の希望だとか、価値観だとか、エゴな考え方かもしれない。でも、強くそう思う。どんな過程を辿るのか、どういう立場になっているのかはわからないけれど、最後、「チームの日本一に貢献した」と胸を張って言いたい。そのためにやれることはすべて実行する。それが自分自身の役割だ。主将の米原を支える。それが副将としての役割だ。

昨年のスローガン“Keep Going~驚きを普通に~”。正直、驚きしかなかった。みんなもそうだったと思う。昨年でハードルはこれ以上ないほど高くなったが、今年のチームは平然とやってのける。そこにサポーターは痺れ、憧れる(分かる人には分かる)。そうしてようやく驚きが普通になるのだと思う。

充実感を味わいたい。感謝を伝えたい。仲間と呼べる関係が欲しい。モテたい。どうなりたいかなんて人それぞれたくさんあるだろうが、そのどれもが正しい。そして、それらすべてが日本一の先にある。だから、みんなでもう一度日本一になろう。そして証明しよう、関学サッカー部の正当性を。最高の気分を味わおう。嬉し涙を流そう。

断固たる決意を持って、誰よりも熱く、残り一年とないサッカー人生のすべてを懸けて、関学サッカー部を日本一にする。

新4回生 中西康太

2016-2-11
能瀬泰行のオーストラリア留学日記No.1

こんにちは!
国際学部新3回生の能瀬 泰行です。今日から留学ブログを書かせていただきます。国際学部は卒業条件として、最低1カ月の留学をしなくてはいけません。私は昔からオーストラリアが好きだったため、オーストラリアを選びました。また、オーストラリアはいま夏なのでとても過ごしやすいです!

2月6日にシドニーに到着し、徐々に生活に慣れてきていてます。現地では5人家族の家庭にホームステイをしています。

ニューサウスウェールズ大学に通い留学生向けの授業を受けます。大学の授業は9時〜13時30分まで行われます。そのため放課後はフリータイムです。今日は大学から15分のクージービーチに行きました。とても綺麗でした!また、夕方には近所の公園でボールを蹴っていた少年(11歳 セバスチャン君)に強引に話しかけて一緒にボールを蹴りました。サッカーボール一つでとても楽しい時間を過ごせました。

このように英語漬けの生活を送っています。今後も積極的に取り組み英語力を伸ばしたいと思います!  image image image image

新3回生 能瀬泰行

2016-2-10
まだ大人になりたくない (武田 侑也)

部員ブログといえば、難しい言葉を並べたり、うまく表現しなければいけないというプレッシャーみたいなもの(去年の四回生が作った)があると思います。なので、その考え方を払拭するために、わかりやすく自分の思いをそのまま書きます。

夢を追い続けて生きている人はすごく魅力的です。私は大きな夢と希望を持ってサッカーを始めました。小さい頃は純粋にサッカーを楽しみ、大人になったらプロサッカー選手として有名になり、スペインリーグでプレーするという、今では考えることのできない大口を叩いていました。これは私自身だけでなく、おそらくみんなも似たような大人像を描いていたと思います。小さい頃は自分に絶対的な自信を持ち、俺なら何でもできると考えていました。

しかし、年を重ね、大人に近づくにつれて、その考えは薄れていきました。自分よりサッカーが上手い人、頭がいい人、どこか自分より優れている人に出会いました。そこで初めて自分の弱さが見え、小さい頃は100%降り注いでいた希望の光が半分くらい雲に覆われました。そのときに色んな理由をつけてサッカーを辞めた人や、夢を諦めた人をたくさん見てきました。

では、なぜ自分はどこがで辞めれば良かったサッカーを大学生にもなって、本気で続けているのだろうか。周囲が続けているから。家族が応援してくれるから。サッカーが好きだから。理由はもちろんたくさんあるかもしれません。ただ一番根っこにあるものは小さい頃からの夢であったプロサッカー選手への想いから離れられないのだと思います。

現実を考えて見ると、95%は雲に覆われ、ほぼ暗闇の中にいると言えます。希望の光はほんの少ししか見えていません。ただ関学に来て培った、最後まで諦めない精神や辛い時、苦しいときに何ができるのかを追求して、残り5%しかない希望の光を掴みにいきたいと思います。今年一年間、小さい頃の自分を思い出してサッカーを楽しみ、本気で取り組んでいきます。

4回生 武田 侑也

2016-2-5
クラブ以上の存在(安達大樹)

「なんでそんなに犠牲にならないといけないの?」「最後くらいトップチームで出てるところが見たかった」「ここまで続けたのに辞めるなんてもったいない」ここ数ヶ月、プレーヤーを辞めて主務になったことを伝えると、決まってこう言われた。その度に、選手として恩返しができなかった自分の無力さを痛感させられた。でも、何よりも悔しいのは関学サッカー部の主務という役割をどこか否定されたような気がすることだ。

主務になるという形でサッカーを辞めるなんてほんの最近まで考えもしなかった。選手としてのプライドももちろんあった。「来年、トップチームに上がって少しでも試合に絡んで、両親に喜んでもらおう。」それがサッカーをさせてもらったことに対する恩返しだと思っていた。でも、心の中のリトル安達と大好きなサッカーに嘘をつかずに本音で向き合った時、自分が最もチームに貢献できる形は主務だった。

選手だったころはボールを蹴ることにこだわり、ただただサッカーと向き合っていた。その当たった感触が心地よくて、どうやったらボールがまっすぐ飛ぶのか、どうやったらボールが曲がるのか、たくさん考えてきた。ボールは正直で蹴った方向に飛んでくれる。
しかし、主務になって向き合わなければならないのはチームになった。この大きな組織は必ずしも正直ではないし、導く方向へ進むとは限らない。きっと、うまくいかないことの方が多いのだと思う。しかしそんな甘いことを言ってる暇はない。本気の集団の可能性を引き出すためにとにかくやるしかない。選手の環境を整えることは主務である僕がやるべき仕事だが、それ以上にその環境の中でひとりひとりを生かすことが最大の役目だと考えている。みんなには自分がもっとも生きるところで輝いてほしい。一見すると地味で事務的な主務の仕事の中で、チームマネジメント、チーム作りにも自分の色を出していく。試行錯誤を繰り返して今年のチームに相応しい新しい主務の形を見出したい。

主務になるにあたって気付いたことは、プレーすることに固執しすぎるあまり、自分の可能性を狭めていたことである。まだ僕はサッカーをしている自分しか知らない。主務としての1年後の姿なんて想像がつかない。いわばその可能性は自分次第だ。人として成長し、充実感や喜びを得て、恩を返して、幸せに生きる。本当はその一つの方法としてサッカーがあるべきだ。

部員のみんなにはもう一度考えて欲しい。
進路選択には必ずサッカーがあったと思う。みんなはサッカーしか知らない人間だと思う。これまでの時間のほとんどをサッカーに懸けてきたと思う。サッカーが選んでくれた人生だから、サッカーが導いてくれた人生だからこそ、追い求めてほしい。サッカーを通して、今年1年で関学サッカー部の一員としてこのチームに何を残せるのか。その手段は点を取ることなのか、ゴールを守ることなのか、声を出すことなのか、誰よりも早くグランドに来ることなのか、相手を分析することなのか、ゴミを拾うことなのか。何が正しいのかはわからない。ただこれだけは言い切れる。やると決めたことに、とことんこだわってやり続けることがきっと勝つべき理由になる。「これだけやったんだ」という自信を胸に、みんなでもう一度日本一を獲りにいこう。

そして、2016年12月までにA・B・Cチームで全てのタイトルを獲る。
関西学院大学体育会サッカー部は十冠を達成する。
勝つことで関学サッカー部の正当性を証明する。
それが関学の哲学だから。

新4回生 安達大樹

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