部員ブログ

2016-11-9
負けられない理由(宮村哲朗)

関西学生サッカーリーグは、残すところあと一試合になった。後期を思い返せば、何一つ満足のいく結果を残すことはできていない。目標だったリーグ優勝を逃し、部員やたくさんの人の協力のもとで行われた関関戦は、後期も負けてしまった。

そして、最終節は優勝を決めた阪南大学との一戦になる。前期最終節の阪南大学との試合は0-3の完敗だった。私はこの試合、前半で交代となってしまった。なにもできなかったことがなにより悔しかった。懸かった試合で情けないプレーしかできず、チームに対して申し訳ないという気持ちでいっぱいだった。

だからこそ、四年間で最後の関西学生リーグの試合となる阪南大戦では、これまで味わってきた自分の悔しさを、チームの悔しさをぶつけたい。自分の足で、自分の声で、自分の気持ちでチームを勝たせたい。私はこの試合に全力をぶつける。それが四回生としての責任でもある。そして、この試合に勝ち、リーグ戦を二位で終えることに意味がある。昨年の先輩たちが僕たちに残してくれた今年の有利なスタートを後輩たちにも残すために、絶対に勝つ。

自分やチームの悔しさを晴らすため、後輩たちに置き土産を残すため、そして関学サッカー部への感謝を示すため、この試合は絶対に勝たなければならない。関学らしく積極的にゴールへ向かうプレーをし、この試合に必ず勝つ。

4回生 宮村 哲朗

2016-11-2
悔しさ(星野遼河)

私がこれまでのサッカー人生で最も印象に残っていることは、関学サッカー部に入って味わった「嬉しいけど、少し悔しい」という気持ちである。これは、いつも自分が試合に出ることが当たり前だった高校時代までは、決して味わうことの無かった応援席での気持ちだ。関学が良い試合をしていると、自然と応援に熱が入る。関学が負ければもちろん悔しいが、勝って試合が終ったとしても少し悔しい気持ちになる。

私は関学サッカー部でこれまでに多くの悔しさを経験し、そこから多くのことを学んできた。一昨年のインカレ決勝で敗れた悔しさをバネに、昨年関学は四冠を成し遂げた。私自身もAチームからBチームに降格した悔しさをぶつけ、後期のIリーグは全勝し、トーナメントを迎えることができた。このように、悔しさによって起こるエネルギーは多大なものであることが身に染みてわかった。

現在、私はBチームでIリーグを戦っている。Iリーグはトップチームで試合に出ていない、悔しさを持った選手ばかりの戦いであるため、トップチーム同士の対決とはまた違った魅力がある(試合に足を運んで下さればわかります)。勝てばチーム全体に刺激や勢いを与え、それがAチームの勝利にも繋がっていくと信じている。

そしてBが結果を出すことによって、これからAチームが勝ち続けることができるようになれば、私は「少し悔しい思い」をすることになる。しかし、その悔しさは私を成長させてくれるだろう。ただそれだけで今年を終える気は更々ない。Iリーグでは最高の思いを味わってみせる。そのためにも、明日行われる決勝で、昨年敗れている関大ULTRASに私自身が結果を出してリベンジを果たし、必ず関西制覇する。

3回生 星野遼河

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