部員ブログ

2016-3-7
能瀬泰行のオーストラリア留学日記NO.4

こんにちは。
留学も残り5日間となりました。日本が恋しい時期もありましたが、もう少しでオーストラリアの地を去ると考えると少し寂しい気持ちがあります。
だからこそ、最近ではこの留学期間でしか出来ないことを経験し、なにかしらのことを吸収しています。

先週の月曜日には、夕食後に近所のサッカーグランドに行きました。グランドでは社会人チームが練習試合をしていた為、グランドが使えませんでした。
グランドの周りで羨ましそうに見ていましたが、誰も話しかけてくれませんでした。
余白トレーニングを強いられた私は、その時を待ちました。すると、ユニホームを着たベンチ組がアップを始めました。余白も使えなくなり追い込まれた私はせめてボールだけでも一緒に蹴ってくれないか?と頼みこんだところ、どういう流れか次の試合への出場権を獲得しました。ただボールを蹴りたかったはずが、気づいたらユニホーム姿になりアップをしていました。
残念ながらベンチスタート、途中交代という短い時間での強行出場でしたが日本のサムライは確かに爪痕を残せたと思います。まさか私の2016年初試合がシドニーで行われるとは思ってもいませんでした。とてもよい経験が出来ました。感謝したいと思います。

このようにシドニーでも自分らしさを発揮し、楽しみながら様々なことを経験し、学んでいます。人生で最初で最後であろう留学、残り5日間も多くのことを経験していきたいと思います。

新3回生 能瀬泰行

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2016-3-6
北村明信レスター滞在記5

こんにちわ!
レスターは現在夕方です。
最後の週末ということで、いつもと変わらず、行きつけのビクトリアパークに行き、5対5をしています。
顔見知りが多くなってきたので、すぐにゲームに入れてもらうようになりました!

こっちではサッカーと言っても通じません。フットボールと言っても通じません。「フットボール」ではなく、「フッッボール」と舌を巻いて言ったら、わかってくれます!決してイギリス人ぶってるのではなく、本当に通じないのです!

5対5をしても、負けず嫌いな人ばかりなので、胸ぐらを掴んで喧嘩が始まったり、負けて悔しくてボールを持って帰る人もいます。アウェイな環境ですが、すごくおもしろいです。現地のストリートサッカーの人たちに日本の印象を聞くと、すべての人が、日本人は、相手をリスペクトしすぎるから、怖くない。と言います。少しムカついたので、5対5の時に、ルーズボールの球際でイギリス人に思いっきりタックルしました。その時ok,okと言われて、笑みを浮かべ、特に何もしてこなかったのですが、次、自分がボールを持つと、鬼の形相でタックルに来ました。パス&ゴーで相手を外せたのでよかったですが、イギリス人の激しさは全体的にすごいんだなと気付かされました。

ゲームの後は、みんな優しいですが、試合中は、ヤジしかとんでいません。僕は日本人なので、何を言っても分かられないので、味方がミスをすれば、日本語でミスを強く指摘するのですが、味方がいいプレーをすれば、英語で褒めるようにしています!

サッカーで異国人と繋がれるのはすごくいいことだし、いいプレーをすれば、ボールをくれるし、ミスをすれば、ボールはこないし、本当の信頼が分かるので、すごくやりがいがあります!!
火曜日にはイギリス人vs日本人で11対11の試合をすることになったので、楽しみにしています!
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ここで試合をするので、とても楽しみです!

新3回生 北村明信

2016-3-4
北村明信レスター滞在記4

おはようございます。

火曜日にレスターvsWBAの試合を見てきました。試合観戦はこの試合が最後でした!2-2のドローだったのですが、とても興奮するゲームでした。

この頃はずっと小雨で、霧のような感じです。突然の雪も驚きましたが、ここ最近で一番驚いたのは、寮内で、学校の友達がオーブンで鶏肉を焦がし、大量の煙が舞い、火災報知器が鳴り、警察や、消防車が多くやってきました。こんな経験は二度としないでしょう。

もう少しで日本に帰国です。今週も学校の授業は終わり、残すはイベントのみとなりました。日本食が食べたくて仕方ありません。サトウのご飯を10パック持って行ったのですが、もうないので、イギリスのお米か、パンだけしか食べれません。風邪や熱の友達が増えてきているので、気をつけて行きたいと思います!

写真は試合観戦した時のものです!今、レスターでとても人気な、マレズ選手とラニエリ監督です。金、土、日もアクティブに動いて行きたいと思います!image

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新3回生 北村 明信

2016-3-4
これから(上岡一輝)

いつもサッカーが生活の中心で、サッカーから多くのことを学んできた。これからも生活の中心にはサッカーがあり、死ぬまでサッカーが大好きなことに変わりはない。だけどその大好きなサッカーを今年やめる決断をした。

今シーズンからプレイヤーをやめ、コンダクターとなった。幼稚園からしてきたサッカーをやめ、選手を支える立場となることを決意した。人生で一番悩んだ選択だった。C1チームを指導し始めて約1ヶ月が経つが、今でもサッカーがしたくてたまらないし、仲間と必死にボールを追いかける夢を見ることもある。この選択が正しかったことなのかを考え過ぎて眠れない夜もある。サッカーに未練がないなんて言ったら嘘になる。それくらいサッカーが大好きだ。

だけど私はあと2年ある大学サッカーにプレイヤーとしてではなく、コンダクターとして貢献することを決めた。この選択が正しいことなのかは今でもわからないが、ひとつだけ言えることがある。それは関学サッカー部が私にこの決断をさせてくれたということだ。関学サッカー部が尊敬できる大好きなチームだからこそ、「このチームのためにプレイヤーをやめてでも貢献したい」と思った。このチームの一員でいられることに感謝しているからこそ、「このチームをもう一度日本一にしたい」「部員全員が日本一になったとき心から喜べる組織にしたい」「四冠を成し遂げた去年のチームをも越える一体感を持つチームにしたい」と思った。

そのために自分はチームにどう貢献すべきか。自分と向き合ったとき、出た結論がコンダクターになることだった。コンダクターとして下のカテゴリーの選手の環境を良くし、チームの底上げをする。関学は下のカテゴリーの選手がいるからこそ強いと思われるチームにする。そして部員全員の力で日本一を達成する。それをコンダクターとして先導することが私の使命だと思った。だから大好きなサッカーをやめることもできた。新たな自分の使命を見出だし、自分の進むべき道を見つけることができた。関学サッカー部だからこの決断ができた。

これからの未来を切り開くのは自分次第だ。だが、新たな道を選択する勇気はなかなか持てない。もちろん最後の最後で決めるのは自分自身だ。しかし、その過程のなかで決意するきっかけを与えてくれる組織や人に出会えるかが大切ではないだろうか。私には悩んだときに決意するきっかけを与えてくれた仲間とチームがあった。だからこそ、自分の決断に責任をもって生きていけるし、日本一を達成するために突き進める。関学サッカー部が導いてくれたコンダクターという道が正しい道であったことを必ず結果で証明してみせる。

あと2年。長いようで短い大学サッカー。今年の最後に4回生を笑顔で送り出すために。来年の最後に笑顔で大学サッカーとお別れをするために。やるべきことは山積みだ。まずは今年、もう一度日本一を達成しよう。そして2年後、私はコンダクターとして関学サッカー部に大きな物を残して社会に飛び出していく。私の大学サッカーはまだまだこれからだ。

新3回生 上岡一輝

2016-3-2
日本一の組織になるために (石井 力)

私は、2月1日のスタートミーティングより選手という立場から、コンダクターという立場になった。16年続けてきたサッカーをやめた。プレーする側から支える側になった。この決断はとても難しいものであった。
 
今の気持ちを少しだけ書きたいと思う。
 
コンダクターになって約1か月が経った。慣れないことだらけの生活で頭がパンクしそうになっている。やはり、大変なことばかりが続くとサッカーがしたいと思うようになる。練習を見てるだけだと物足りない気がする。グラウンドをぶっ倒れるまで走りたい。点を取りたい。アシストをしたい。試合がしたい。こんなことばかり思っている。正直言って、この1か月コンダクターになってよかったと思えることはない。16年続けてきたサッカーをやめてまでやることが正解だったのかとも思う。これが今の正直な気持ちである。

しかし、こんなことを思っていても意味はない。分かってはいるものの、なかなかこれらの思いを取り除くのは難しい。では、なぜコンダクターになったのか。こんなにサッカーがやりたいと思っているのになぜ選手をやめたのか。

関学サッカー部は、とても素晴らしい組織であり、その組織には最高の仲間たちがいる。部員一人ひとりが100%の力を発揮することができれば、日本一の組織になれると思っている。ただ、100%の力を発揮することは簡単ではない。力を出しやすい環境を作り出し、選手の長所をのばし、短所を補う。ストレスのない状態でサッカーをする。これらの環境を作り出す人が必要である。それが、関学でいうコンダクターだと思っている。

私は、コンダクターになり部員全員が100%の力を出せる舞台を作りたいと思っている。誰かが作らなければいけない。そう思ったときに、自分が一番適任であると思った。私ならできると思った。この自信に根拠はない。ただ、「俺がやらなきゃいけない」と思った。サッカーをやめて、関学サッカー部の仲間のためにより良い舞台を作りたいと思えた。それは関学サッカー部だから思えたことであり、最高の仲間のためだから決断できたことだと思う。

関学に貢献したい。関学を日本一の組織にしたい。社会から注目されるような学生組織になりたい。これは私が目標にしていることである。これを成し遂げるためにも最高の舞台を用意することが必要である。そのために、選手同様100%の力を出し続け、結果的にコンダクターになったことがベストな選択だったと思えるように、そして選手と共に笑って今シーズンを終えられるようにコンダクターとしての役目を果たしたい。日本一の組織へと導いていきたい。

新3回生 石井力

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