部員ブログ

2015-6-5
最高の親孝行を (阪口 博哉)

正直、高校2年生までは大学に行ってもサッカーをやるつもりは全くありませんでした。しかし、サッカーを続けていく中で、大学に行ってもサッカーをやりたいと思い、関学に入学しました。

入学すると、自分が描いていた状況とは全く違っていました。すぐに怪我をしてしまい、復帰をしても、調子が上がらない日々が続きました。その当時をふりかえってみると、サッカーに対してあまり真剣に取り組んでいなかったと思います。だけど、周りの人達が本気でサッカーをし、目標に向かって真剣にサッカーをしている姿を見て、自分もサッカーに対して取り組む姿勢が変わってきたと思います。

そして、昨年はB1チームとして、Iリーグ関西制覇、全国大会準優勝という貴重な経験をさせてもらいました。皆、試合に出ている時はサッカーが楽しいと思うけど、試合に出られていない時こそ、自分を見つめ直して、努力することが大事だと改めて思いました。

今サッカーがやれているのは、周りの人達の支えのお陰です。そしてなにより両親の支えがあって今までサッカーが続けられています。小、中、高、そして現在までずっとサッカーをやってきて、経済的な面で凄く負担をかけていると思います。大学からは一人暮らしをさせてもらって、そこで両親の存在、ありがたみなどがわかりました。そんな両親に対して、大学ラストイヤーの今年、何がなんでも目標である日本一を取って、最高の親孝行をしたいです。

4回生 阪口 博哉

2015-5-29
支える (武部 亜紀)

関学サッカー部には選手、スタッフ問わず尊敬できる人がたくさんいます。先輩だけではなく、同じ学年や後輩がチームのことを一番に考えている姿を見て、とても刺激を受けています。

私は高校時代にマネージャーをしていて、大学でも続けたいと思い、入部を決めました。

大学は高校と違って、プロを目指す選手もいる環境の中で、そんな選手のテーピングを素人の自分がしていいのか、と不安になりました。
しかし先輩は物怖じする事なく、テーピングやアップ、リハビリをこなしていて「私もいつかあんな風になりたいな」と思うようになりました。

私は誰かに指示をするのが得意ではありません。
一時期、本当に部活を苦痛にしか思えず、久々に会った母から「あまり笑わなくなったね」と言われ悲しくなりました。家族にも優しくできないのに、部活で選手を支えることなんてできないと思い、やめることを考えました。しかし、もう少し頑張ってみようと思い直して部活を続けていると、私の考えたリハビリメニューを一生懸命こなす怪我人の姿を見て、逆に自分が励まされたり、メニューをうまく伝えられず詰まった時には、選手が助けてくれたりしました。
私が選手を支えなければいけない立場なのに、逆に支えてもらってることに気づき、残りの大学生活、この人達のために頑張ろうと思いました。

自由な時間はほとんどありませんが、今過ごしている部活の時間はかけがえのない時間だということに4年目にして気づきました。

この出会いを大切にしてサッカー部で受けた恩を、後輩に引き継ぐという形で返せるように、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。

4回生  武部  亜紀

2015-5-27
意志あるところ道あり(安達 大樹)

熊本、福岡、兵庫という地でサッカーをしてきて、出会った仲間は数知れない。これまで同じチームとして戦った仲間を忘れることは絶対にない。僕は運よく出会いに恵まれていたのかもしれない。今でも年末には同期の仲間とサッカーを楽しんでいる。1人でも多くの仲間ともう1度サッカーをしたいという気持ちもある。もし、このブログを読んでくれた友人がいれば、これまでの感謝の気持ちを込めて「ありがとう、またサッカーしようぜ」と伝えたい。

そして、大学サッカーを通して、また素晴らしい出会いに恵まれた。関学でサッカーをして、意識の高い集団が本気になって取り組むサッカーがこれほどおもしろいのかと衝撃を受けた。自分たちで納得いくまで話し合い、打開していく。お互いのイメージをすり合わせ、共有する。真剣な意見のぶつけ合いが自然と信頼関係を生む。本気で取り組まないやつには容赦なく、厳しい言葉が飛び交う。関学ではA~Cチーム関係なくあたり前に行われていることである。「類は友を呼ぶ」高校時代によく言われた言葉である。同じような意志をもった人物は自然と集まる、という意味である。まさに関学は全国制覇という意志をもった集団に変わりつつある。僕はBチームでサッカーをしている。本気でサッカーに取り組むことにAチームも、Bチームも、Cチームも関係ない。本気でサッカーに取り組む集団の強さ、そしてその素晴らしさを証明したい。そのためには関学サッカー部が結果を出し続けなければならない。自らで考え、行動し、結果を出す。学生サッカーに限界はない。

「努力に勝る天才なし
意志あるところ道あり」
(東福岡高校 校訓)

これほど熱くなれるサッカーに本気で取り組めるのもあと2年を切った。
全国制覇という意志を持ち続け、向上し続けること。そこに道が開けると信じている。

3回生 安達 大樹

 

2015-5-22
関学サッカー部での出会い(但馬 磨伊人)

僕は関学サッカー部で、あらゆる面において鍛え上げられました。これまで部員ブログに書かれていたとおり、関学には尊敬できる人がたくさんいます。その内の一人でもあり、去年まで指導して頂いた前田コーチにはこれでもかと言うほど何度もどん底に突き落とされました。堂々と言うことではないけれど、これほどの挫折を味わったのは僕しかいないと思います。それでも僕がIリーグの全国大会の舞台を経験できたのは、諦めずに取り組み、這い上がる姿勢を見てくださったおかげでした。

今までの自分は、自分の出ない試合に対して大声で汗を流しながら応援することが理解できませんでした。木鶏会や人間力という言葉に対して、「何を言うてるんや」としか思えませんでした。このように自身のこと以外に真剣に取り組めていませんでした。今の下級生の中にも「BチームやCチームで全力でやることがAチームへの勝利の貢献になる」という素晴らしい考えに対して理解に苦しむ人もいるのではないでしょうか。

関学サッカー部にはピッチ内外問わず、どんなにしんどいことでも自分たちには関係ないように見えることでも、その場を楽しませてくれる、限界をつくらず全力で取り組む部員がいます。僕は先輩をはじめとする多くの部員から、その時々でのやりがいや楽しみを見つけることの大切さを学ばせてもらいました。だからこれからどんな理不尽なことが起きても苦境に立たされても、今の自分は負ける気がしません。そしてそのような自信をつけさせてくださった関学サッカー部の方々のためにも、ラスト1年自分の力を出し切ります。

4回生 但馬 磨伊人

2015-5-20
心の器 (米原 祐)

「自分の心の器を大きくしろ」
この言葉は、高校時代の恩師から言われた言葉です。正直、最初聞いた時はポカーンとしてしまいましたが、その言葉の意図を理解した時、それは自分の座右の銘の一つとなりました。

その意味とは、こうです。人の心の中にはそれぞれが持つ大きさの器があり、その者が何かを達成したり目標をクリアすると、その器に「満足」という名の水が注がれます。そして、いずれその注がれる水が器を満たして溢れてしまった時に、その者の成長はそこで止まる、いわば満足しきってしまう状態になるというのです。しかし、その器が大きければ大きい程、いくら水が足されようとも一杯になることはなく、成長し続けることが出来る。だから、自分の器を大きく持ち、いつまでも成長し続けて欲しいという恩師からのメッセージだったのです。

現在関学はリーグで首位に立ち、どのカテゴリーも公式戦無敗できています。しかし、関学の目指す目標には到底及びません。こんな時に恩師の言う、自分の器が水で溢れてしまわないように、現状に満足してしまわないように、1人1人が器を大きく持ち続け、一個人として、又、関学サッカー部として日々成長し続けなければならないのです。自分で掲げた目標を達成するまでは必ず。またチームで掲げた「日本一」を成し遂げるまでは絶対に。

3回生  米原  祐

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